三浦誠司日記。


by seijimiura
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10年

2003年10月22日。
この日初めて、自分が作詞・作曲家として提供した楽曲が世に出ました。
口幅ったい言い方をすれば「作家デビュー」した日、です。

2013年10月22日。
それからちょうどまる10年。

最初からそう思ってたわけではないはずなんですが、
いつからか「最低でも10年はこの仕事を続ける」というのが
自分の中で目標になっていまして。
今日、なんとか…ホントにどうにかこうにかですけど(汗)
その10年の節目を迎えることができました。
いやいや…作家業を始める前も始めてからも
フラフラ寄り道ばっかりしてて、
密度で言うと非常に怪しいところもあるんですけど、まぁ、ね(笑)。

で…そもそもなんで10年を目標にしてたんだっけ?
たぶん、音楽の道を選ぶかどうかって頃にある人に言われた
「この仕事は10年続けてやっと人に認められるかどうか」という言葉を
真に受けてたせいでしょう。

じゃあ実際10年続けてどうだったか?
人がどう思ってるかはちょっと置いといて、
少なくとも自分で自分のことをまだ認めきれてない気はしてます。
年を重ねれば重ねるほど、できないことがどんどん分かるようになってきて、
むしろ自信の度合いで言えば10年前の方がでかかったかも(笑)。

回数で計るならば、この10年は嬉しかったことよりも
悔しかったことの方が遥かに多かったと思います。
まぁ、どんな仕事もそんなものかもしれないですが、
自分の力不足が原因で機会を逃がしたこともたくさんありました。
有り体に言うと、この仕事が向いていたのかどうかそれさえも分かりません。

それでも、辞めること無くひとまず今日まで続けて来れたのは、
つまらない意地のせいもあるかもですが、
それ以上に…たびたび言ってるとこではありますが
何よりもめぐりあいのご縁のおかげだったと思います。

あそこであの人に会わなければ。
あそこであの人が歌ってくれなければ。
あそこであの人が聴いてくれなければ。
間違いなく今日この日は無かったでしょう。

1曲が世に出て誰かに聴いてもらえるのは無上の喜びです。
それまでに1000回悔しい思いを味わっていようが
一発で吹き飛ぶくらいに。
その喜びをまた体験したい、もう1回、もう1回…という渇望が
次に向かう原動力になってきました。
それを考えると、10年間、自分は幸せだったんだなと思います。

改めて、支えてくださった方々、
楽曲を使ってくださった方々、歌ってくださった方々、
聴いてくださった方々に御礼を申し上げます。
ひとつひとつの出会い、ひとつひとつの楽曲全てが
思い出いっぱいの宝物です。

なんだか情けないことも口走ってしまいましたが、
誤解無いよう断言しておきたいのは、自分、この仕事好きです。
一生モノだと思ってます。
次の10年、とは言わず、次の1曲を全力で。
それをまた、もう1回もう1回…と続けていければと
ただ願ってます。
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by seijimiura | 2013-10-22 03:00 | Life